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ご挨拶
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ホームページ開設20周年に向けて
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ちょうど20年前の今日、わたしは個人ホームページ「幸三郎の世界」を開設し公開しました。
以来、のべ23万8千人もの方々に支えていただきましたこと大変光栄に嬉しく思っています。
当時のパソコンはWindowsXPの登場によりだれでも手軽にインターネットの新しい社会に慣れ親しめる環境になりました。
このことにより企業も個人も一斉にホームページを開設して独自性をアッピールする場として一躍注目を浴びるようになりました。
ときを同じくして私はこの年の4月、42年間勤務していた会社をめでたく定年退職する運びとなりました。
めでたく定年退職、つまり私にとっては次の人生を今までやり残していたことのために有効な自由時間を手に入れることが叶ったのです。
絵画をもっと深めたい。そして陶芸についてももっと極めたいと願っていたことが叶ったのでした。
そこで大切だったのはその両者をさらに意義深くするための発表する場も必要とされていました。
それらの要素は全て必然的にホームページの開設へと私を駆り立てたのでした。
当時、ホームページを立ち上げるためには主にふたつの方法がありました。
ひとつはホームページビルダーと言う会社にお願いして自分はどんなホームページを作りたいか意見を述べて対応する金銭を払う。
もう一つはHPを作成するためのソフトウェアーを学習してページのデザインをコンピュータ上に具現化させる技術を身に着ける。
前者は当時雨後の竹の子のようにソフトウェアー技術者がこぞってピンからキリまでの方法で金儲けしようとこぞっていました。
わたしは第二の人生を賭けた大切なドキュメントです、しっかり自分の手で構築しよう。この手の奴は信用の見極めもつきません。
よしそれならば自分でソフトウェアーを習得して自由にweb 表現させてやろう‥と決意しました。
先ず本屋さんに行って「ゼロからのホームページ作り」(HTML入門)なる本を買ってきました。
目に踊った嬉しい言葉・・「完成までたったの3日間」よしこれでいける!。
そしてなんとかヨレヨレながらも自分で作ったHPが完成して公開にこぎつけた時には3か月もかかっていました。
人生何事もそうたやすくいくはずがありません、P C ってもがけばもがくほど自分の糧としての役割を果たしてくれます。
しかしその時に頑張ったかいがあってWindowsは過去幾度も安全性の確保と言った名目でバージョンアップを繰り返しました。
そのたびソフトウェアーの不備は自分で対処出来るということはかなりの強みでもありました。
そしてここまで蓄積してきたドキュメントは物・・として保存しておくと膨大な資料として蓄積されてしまいます。
このHPを立ち上げるときプロバイダーをどうするか考えたとき将来まで責任をもって管理してくれるところを吟味しました。
そしてNEC電機メーカーの主管する”Biglobe”を選択したことはいまになって大正解でした。
当時あれほどに隆盛を誇り乱立していたビルダーやプロバイダーは20年でほぼ壊滅しました。
いま私はここに現在950MKBのドキュメントとしてデータを生涯にわたって預けてあります。
この膨大なデータのうち今見たいあの時のあれ!って、どのタンスの何番目の引き出しの何番目、何色の箱に入っているんだろうか。
それはもちろん私のコンピュータとプロバイダであるBiglobe、そしてわたしの”脳みそ”の三者が共有しています。
パソコンはもう幾度も買い替えてバージョンアップしています。わたしの脳みそは何とか持ちこたえています。
しかしBiglobeは確かにお金は掛かりますが大切なデータを確実に保護し必要な時に開示してくれて頼もしい限りです。
そうです、買い替えの利かない私の脳みそはボケる暇がありません、感謝しています。
これからも幸三郎の生きざまをドキュメントとして細々ではありますが続けてまいります。これからも引き続きのご愛顧をお願いします。
2024年7月17日

